私も使用しているのですが、それがバージョン6にメジャーバージョンアップして暫く経ちましたので今回それを導入してみました。
途中トラブルがあったり、色々調べながらの作業だったので、自分でもそれを忘れないように備忘録としてここに書いておきます。
COMODOのファイアーウォールには、ファイアーウォール単体のものと、アンチウイルスも付いているものがあるようですが、今回導入したのは単体の方になります。
しかし、久々にCOMODOのページを見たのですが、ファイアーウォール、アンチウイルスの他にもブラウザ、バックアップソフト等、フリーのソフトが色々出ていて驚きました。
インストール
まずインストーラーの画面。
上からメール欄(空白で可)、COMODOが提供しているセキュアDNSサービスを使用するか、クラウドベースのビヘイビア解析を使用するか、ブラウザのホームページをYahoo!に変更するかの選択です。
セキュアDNSサービスはCOMODOが危険なサイトへのアクセスを遮断してくれるサービス、クラウドベースのビヘイビア解析は、ファイルをCOMODOのサーバー上で仮想的に実行して悪意のあるコードが含まれていないかチェックするサービスということなので、まぁ必要ないかなということで(ビヘイビアは後で設定から変更可)、全てのチェックを外しました。
(DNSの設定はWindows上の接続の設定が書き換わります)
次にNextを押さず左下のCustomize Installationをクリックします。
GeekBuddyはCOMODOの技術者にサポートしてもらえる有料版用のサービスだそうで不要。
Dragon Web BrowserはGoogle Chrome系のブラウザで、セキュリティを強化したものらしくVirtual Kioskの最大限の能力を発揮するのに必要だそうですが、必要になった時に入れるということにして両方のチェックは外しました。
Do not show alerts…は、アラートを抑制する設定になるそうですがいまいち違いが分かりません。まぁ、アラートが無い方が問題だろうと思うのでこちらもチェックを外します。
戻ってNEXT>で進めると、今度はPrivDogを入れるかどうかを聞かれます。
PrivDogは「オンライン活動を追跡するプロセスを検出しブロックするブラウザの拡張機能」とのこと。
2つ目のチェックはPrivDogを使ってAdTrustMediaからのみの広告表示を許可するチェック。
※多分PrivDogってフリーソフトによくある、インストール時に一緒に入れる他社製のツールバーだと思います。アンインストールも個別ですし。
これらも不必要なのでチェックを外します。
Agree and Installでインストールが始まります。
インストール後は再起動が必要なので再起動、アラートが出るので自分の接続環境(自宅ならI am at Home)を選択。
設定画面
設定画面に入るには、この画面になるので一番下のAdvanced Tasksをクリック。
ここの右下Open Advanced Settingsから設定に入ります。(分かりにくい!)
ここで日本語化ファイルをコピーした後Languageを切り替えて日本語にすることが出来ます。(一旦、タスクトレイから終了させて再起動する必要あり)
日本語化ファイルはここから。
注意点として、日本語化するとwellcome screenがおかしくなります。
ウィンドウがのっぺらぼうになって、消えてくれません。最前面に表示されたままになって動かせず非常に邪魔。一応タスクバーのアイコンから閉じられます。設定で非表示にしておけば無害です。
もう一つ、私の環境では仮想環境のVirtual KioskでタブレットモードにするとWindowsに戻った時にマウスが効かなくなるという不具合が発生しています。
最初にインストールした時にはタブレットモード設定だったので、知らずにそのままKioskを閉じるとWindowsで一切マウス操作が出来なくなって困ってしまいました。
Windowsに切り替えるでWindowsに戻った場合、キーボードは効くので、Alt+TabでCOMODO Firewallに切り替え、Altを押しているとショートカット用のキーが表示され、それを参考にTasksのページからサンドボックスタスクを開いて再びKioskに戻ることが出来ます。
Kioskではマウスが効くので、その時にクラシックモードに変更後Kioskを閉じればマウスが復活します。
ただしタブレットモードのまま、閉じるでWindowsに戻ってしまった場合はダメで、その後クラシックモードにしてもマウスは効かないまま。Ctrl+Alt+Delからログアウト(その画面ではマウスは有効)、再ログインするか、再起動するぐらいしか方法がありませんでした。
(更新が盛んなので更新で修正されているかもしれませんが…。)
Network Detectedの違い
Home
Work
Public
Publicは自分のいるゾーン内の通信許可のルールが無いのは分かりますが、HomeとWorkって名前を変えただけでルール的には同じように見えます。何か見落としているのかな…。
今まで適当にやっていた部分もあるので、この際きちんと理解しておきたいものです。